$H$高校には一郎,二郎,三郎,...,$n$郎の$n$人の生徒が在籍している.この$n$人が英語と数学の試験を受けたとき,英語の分散が2,数学の分散が8,英語と数学の相関係数が0.5であった.
$1 \leq k \leq n$を満たす自然数$k$について,$\vec{a}$の第$k$成分は$k$郎の英語の平均値との偏差,$\vec{b}$の第$k$成分は$k$郎の数学の平均値との偏差となるように$\vec{a}, \vec{b}$を定義する.
このとき,$\vec{a}$と$\vec{b}$の内積$\vec{a}\cdot\vec{b}$を求めよ.