与式は
$$p^n=(2q^2+r^2-2qr)(2q^2+r^2+2qr)$$
と変形できるので,$a\lt b\leq n$ なる整数 $a,b$ を用いて
$$2q^2+r^2-2qr=p^a,2q^2+r^2+2qr=p^b$$
と表せる.また,$p^a=(q-r)^2+q^2\gt1$ より $1\leq a$ である.さらに,
$$4qr=p^a(p^{b-a}-1)$$
であるから,$p$ は $2,q,r$ のいずれかである.以下場合分けをする.
$p=2$ のとき
両辺の偶奇を見て $r=2$ がわかる.このとき $2^n=4q^4+2^4\geq2^4$ より $n\geq4$ であることと,$4+q^4=2^{n-2}$ より $q=2$ である.しかし,$4+2^4=20$ は $2$ べきでないため不適.
$p=q$ のとき
$p^n=4p^4+r^4\gt p^4$ より $n\geq5$ であるので,与式は $p^4(p^{n-4}-4)=r^4$ と変形できる.このとき $p=q=r$ なので,与式はさらに $p^n=5p^4$ と変形できる.従ってこの場合は $(p,q,r,n)=(5,5,5,5)$ である.
$p=r$ のとき
$p^n=4q^4+p^4\geq p^4$ より $n\geq5$ であるので,与式は $4q^4=p^4(p^{n-4}-1)$ と変形できる.これと $p=2$ が不適であることより,$p=q$ となる.従って $p=q=r$ であるから,$p=q$ の場合に帰着される.
以上より,$(p,q,r,n)=(5,5,5,5)$ であるから,特に解答すべき値は $\mathbf{625}$ である.
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