一辺が$1$の正方形$ABCD$の頂点$A$から、動点$P$を$0 \leqq \angle\mathrm{DAE} \leqq π/2$となる辺$BC,CD$上の点$E$へ向かって直進させることを考える。いずれかの辺に触れたときは入射角と反射角が等しくなるように反射させ、頂点に触れたときは入射角を$π/2$として考える。
このとき点$P$が$2$進んだ後の点の軌跡で囲まれた領域の面積$S$を求めよ。
$S$は$a/b$の形で表されるため、$b$を有理化した既約分数で回答すること。
$a=2√2-1,b=√2$の場合は、「$4-√2/2$」と回答する。
$\lim\limits_{n\to\infty} n\sin\frac{2π}{n} = mπ$ である。
$m$の値を求めよ。
$m$は2つの実数$a,b$を使って $\frac{a}{b}$と表せる。
$m$を分母が有理化された既約分数の形にした時の$a+b$を解答すること。
三角形$ABC$において,$A,B,C$から対辺に下ろした垂線の足をそれぞれ$D,E,F$とし,垂心を$H$とします.三角形$DEF$の外接円と三角形$HBC$の外接円の交点を$P,Q$とし,$EF$の中点を$M$とします.直線$HM$と直線$PQ$の交点を$R$とすると,$DR$は$AB$の中点を通り,$BC$の中点を$N$とすると,$$ND=2 CE=5$$が成立しました.このとき,$AB$の長さの二乗は互いに素な正整数$a,b$を用いて$\dfrac{a}{b}$と表せるので,$a +b$の値を解答して下さい.
半角で解答して下さい.
正三角形 $ABC$ の内部を以下のように歩く移動するペンギンがいる.
・ 常に直進するが,辺(頂点を除く)にぶつかった場合は,辺に対して今移動してきた直線と対称な直線へ方向転換する.頂点についた場合,その時点で歩行をやめる.
また,$0\leq p \leq 1$を満たす実数 $p$ に対して,$f(p)$を以下のように定める.
・$f(p)$は,$AC$ を $p:1-p$ に内分する点を $D$ とし,このペンギンがはじめ $B$ にいて、$D$ に向かって直進したときの,ペンギンの歩行が止まるまでに辺(頂点を除く)にぶつかった回数
正整数 $n$ に対して,$f(p)=n$ を満たす $p$ の総和が $9$ であったとき,$n$ としてありうる値の総積を求めてください.
非負整数を半角英数字で解答してください.
$30$ 人の人が $\pi$ ナポゥ君の主催するたけのこニョッキ大会に参加します.ルールは次の通りです.
なかなか成功しないことに気づいた $\pi$ ナポゥ君は,次のように八百長をすることにしました.
このたけのこニョッキが成功するような,$30$ 人に与えられる正整数の総和の最小値を解答して下さい.
半角数字で解答してください.
$0$ から $9$ まで書かれたカードがそれぞれ $1$ 枚ずつ $10$ 枚あります。これらを $1$ 列に並べ替えてからいくつかの部分に区切ると、それぞれの部分を $10$ 進数で読んだ数はすべて素数になりました。このとき、できた素数の総和としてありうる最小の値を求めてください。ただし、それぞれの部分の最初のカードに書かれた数は $0$ でないものとします。
半角数字で答えてください。
$AB=4,\angle ACB=45^\circ,AB<AC $を満たす鋭角三角形$ABC$がある。辺$BC$の中点を$M$とすると、線分$AM$上に$CP=4$となる点$P$をとることができた。また、点$Q$を辺$BC$に関し$A$と反対側に$\angle ACP=\angle PAQ,BQ=CQ$になるようにとったところ、$BQ=7$となった。このとき、線分$BC$の長さを求めよ。
求める長さの二乗、$BC^2$は互いに素な自然数$p,q$を用いて$\frac{p}{q}$と表せるので、$p+q$の値を求めてください。