n=0,1,⋯ に対して
In=∫10xn√1−x4dx
と定める。この広義積分は収束することが知られている。
任意の n=0,1,⋯ に対して
In+ア=n+イn+ウInが成り立つ(ただし ア は 0 でない)。これを利用すると
∞∏n=1[1−4(4n−1)2]=エπオαカが導かれる。ここで α は
α=∫∞0t−3/4e−tdt=Γ(14)で定義される定数である(この広義積分は収束することが知られている)。
以下の事実は証明なしに用いてよい。
ア 〜 カ には,半角数字 0 - 9
のいずれかが当てはまります。ア 〜 カ に当てはまるものを,改行区切りで入力してください。
x についての2次方程式
3x2+(5k−4)x+4k=0が異なる2つの正の実数解 α,β(α<β) を持ち、β の小数部分が α である。このとき、k の値を求めよ。
解答は
N−√MLと表わされる(N,M,L は自然数)。分数や平方根は最も簡単な形にしてある。解答欄には N,M,L の値をそれぞれ 1, 2, 3 行目に半角数字で入力せよ。
x=0 で微分可能な実数値連続関数 f(x),g(x) は任意の実数 x,y に対して以下の式を満たすとする。以下の空欄を埋めよ。
f(x+y)=f(x)g(y)+g(x)f(y)g(x+y)=g(x)g(y)−f(x)f(y)
f′(0)=2,g′(0)=1 であるとする。今 f(0)=ア,g(0)=イ であるので
limh→0f(x+h)−f(x)h=ウf(x)+エg(x)limh→0g(x+h)−g(x)h=オf(x)+カg(x)
となる。 h(x)=(f(x))2+(g(x))2 とおくと
h′(x)=キh(x)
これより
ddx(h(x)e−キx)=ク
がわかるので、
h(x)=ケeコx
を得る。
半角数字で改行区切りで記述せよ。たとえば ア に 100 , イ に −99 と答えたい場合には1行目に 100 , 2行目に −99 を記述せよ。
xy 平面上に原点を中心とする単位円 C が存在する。C 上の点 A,B は第一象限に存在し,それぞれ x 座標が 14,34 である。また、楕円Dが存在し、その式は
x2p+y2q=1 (p>q>0)
と表される。
ある直線が円 C 上の弧 AB のうち短い方(両端を含む)と接していて,なおかつ楕円 D とも接している。この2つの接点の距離が 1 であるとき、p の最大値を求めよ。
(追記:2020年6月29日1:25 問題の不備を修正いたしました。解答は変わりません。)
解答は,自然数 a,b を用いて
a+√bという形で表される(平方根は最も簡単な形にしてある)。解答欄には,一行目に a、2行目に b の値を半角数字で入力せよ。
n を非負整数とする。縦の長さが 3,横の長さが 2n の長方形をした部屋を,辺の長さが 1 と 2 の長方形の畳で敷き詰める方法の総数を an とする。ただし,部屋を固定したとき,畳を回転または反転させて一致するような敷き詰め方は区別して数える。また,便宜上 a0=1 と約束する。
例えば,縦の長さが 3,横の長さが 2 である部屋を畳で敷き詰める方法は
の 3 通りだから a1=3 である。このとき
an=アan−1+イn−2∑k=0ak(n=2,3,⋯)が成り立つから
a4=ウエオである。また,上の漸化式を変形すると
limn→∞an+1an=カ+√キが成り立つことが分かる。
ア 〜 キ には,半角数字 0 - 9
のいずれかが当てはまります。ア 〜 キ に当てはまるものを,改行区切りで入力してください。
半円2つが図のように配置されています。
赤い線分と青い線分は長さの比が1:2です。
このとき、Xの角度を求めてください。
半角数字で入力してください。
「度」や「°」は付けないでください。
例:X=57° → 57
実数 A,B,C (−π/2<A<B<C<π/2) が
1+tan3A1+3tan2A=1+tan3B1+3tan2B=1+tan3C1+3tan2C
をみたして動くとき、tan(A+B+C) がとりうる値の範囲を求めよ。
解は m<tan(A+B+C)<M の形で、m,M はどちらも整数である。
m,Mの値をそれぞれ1,2行目に半角数字で入力せよ。
例えば m=−33,M=4 と解答する場合、1行目に「-33」、2行目に「4」と入力せよ。
(20/06/21: よりシンプルな問題文に直しました。答えはそのままです。)
おかぴんはチョコレート入りの袋が3袋入った箱を持っていて、これから食べようとしています。
しかし、おかぴんは怠惰なので食べ終わった空の袋を捨てずに、再び箱の中に入れてしまいます。
箱の中から1袋ずつ取り出して、それがチョコレートの入った袋だったなら食べて箱の中に空の袋を戻し、それが空の袋だったなら食べずにそのまま箱の中に戻す、という試行を繰り返します。
チョコレートの入った袋を取り出す確率も空の袋を取り出す確率も同様に確からしいとするとき、箱の中の全てのチョコレートを食べ終えるまでの試行回数の期待値を求めてください。
答えはアイ(ただし既約分数)となります。アイに入る数字をそれぞれ1,2行目に半角で入力してください。
n≥2 を自然数とする。2 進数表記で
N=11⋯11⏟n00⋯00⏟n−1(2)と表される自然数 N を考える。n=13 のとき,N の正の約数の総和を求めなさい。
2 進数で答えなさい。
緑色の線分の長さは1です。
このとき、円の面積を求めてください。
図中の赤点はそれを含む線分の中点です。
答えは(分数)×πの形になります。
分子を1行目に、分母を2行目に半角数字で入力してください。
ただし、既約分数の形で解答してください。
例: (10/3)π → 1行目に10、2行目に3