整角問題

hkd585 自動ジャッジ 難易度: 数学 > 高校数学
2022年10月1日21:20 正解数: 4 / 解答数: 5 (正答率: 80%) ギブアップ数: 0

解説

辺$BC$上に,$\angle PDC=138^\circ$なる点$D$をとる.このとき,$\angle PDB=180^\circ-\angle PDC=42^\circ$.
また,線分$DP$の$P$側の延長上に,$\angle PCE=6^\circ$なる点$E$,および$\angle PCF=18^\circ$なる点$F$をそれぞれとる.このとき,
$\angle ECB=\angle BCP+\angle ECP=18^\circ$,
$\angle DCF=\angle DCP+\angle PCE+\angle ECF=30^\circ$,
$\angle DFC=180^\circ-\angle DCF-\angle FDC=12^\circ$,
$\angle CED=\angle ECF+\angle EFC=24^\circ$.
ここに,$\angle ECF=\angle EFC$だから,$EC=EF$である.
さて,三角形$CDF$の外心を$G$とする.このとき,$\angle DGF=2\angle DCF=60^\circ$だから,三角形$DFG$は正三角形で,$DF=DG=GF$,$\angle FDG=\angle EFG=60^\circ$.
また,$\angle GDC=\angle FDC-\angle FDG=78^\circ$で,これと$GD=GC$より,$\angle GCD=\angle GDC=78^\circ$だから,$\angle DGC=180^\circ-\angle GDC-\angle GCD=24^\circ$.
一方,$EG$共通,$EC=EF$,$GC=GF$から,2点$C,F$は,直線$EG$を軸として対称の位置にある.したがって,$\angle FGE=\angle CGE=\dfrac{\angle DGF+\angle DGC}{2}=42^\circ$,$\angle FEG=180^\circ-\angle EFG-\angle FGE=78^\circ$.
次に,直線$EG$上に,$\angle GHC=42^\circ$なる点$H$をとる.このとき,$\angle GCH=180^\circ-\angle HGC-\angle GHC=96^\circ$,
$\angle HCB=\angle GCH-\angle GCB=18^\circ$.
また,対称性より,$\angle HFE=\angle HCE=\angle HCB+\angle ECB=36^\circ$,$FH=FG=FD$.これより,三角形$FHD$は二等辺三角形だから,$\angle FDH=\dfrac{180^\circ-\angle HFD}{2}=72^\circ$,$\angle HDB=\angle FDH-\angle FDB=30^\circ$.
したがって,$\angle CHD=\angle HDB-\angle HCD=12^\circ$.
直線$CB$上に,$\angle CHI=30^\circ$なる点$I$をとる.このとき,$\angle EHI=\angle CHG-\angle CHI=12^\circ=\angle CHD$,$\angle HCI=\angle ECD$より,
$I$は,三角形$ECH$における$D$の等角共役点である.したがって,$\angle HEI=\angle CED=24^\circ$.
このとき,$\angle EIH=180^\circ-\angle EHI-\angle HEI=144^\circ=180^\circ-\angle HFE$.
よって,内接四角形の定理の逆より,四角形$EFHI$は円に内接する.したがって,円周角の定理より,$\angle IFE=\angle IHE=12^\circ$,$\angle FIE=\angle FHE=42^\circ$.
ここに,$\angle IFP=\angle CFE$,$\angle BCP=\angle FCE$より,$P$は,三角形$FIC$における$E$の等角共役点である.したがって,$\angle CIP=\angle FIE=42^\circ$.
以上より,$\angle CIP=\angle CBP$だから,$I$は$B$に一致する.このとき,$\angle EBP=180^\circ-\angle BFP-\angle FPB-\angle CBP-\angle FBE=42^\circ$であるから,
$E$は$A$に一致する.
したがって,$\angle BAP=\angle BFA+\angle FBA=\boldsymbol{54^\circ}$

【別解】
直線$AP$と辺$BC$との交点を$D$とし,$\angle CPD=\theta$とおく.
このとき,$\angle PAC=\angle CPD-\angle ACP=\theta-6^\circ$
$\angle ADB=\angle BCP+\angle CPD=12^\circ+\theta$
$\angle BAD=180^\circ-\angle ABC-\angle ADB=84^\circ-\theta$
いま,正弦定理より
$\dfrac{AB}{\sin\left(12^\circ+\theta \right)}=\dfrac{BD}{\sin\left(84^\circ-\theta \right)}\Leftrightarrow\dfrac{AB}{BD}=\dfrac{\sin\left(12^\circ+\theta \right)}{\sin\left(84^\circ-\theta \right)}$
一方,$\angle ABP=\angle DBP$より,$\dfrac{AP}{PD}=\dfrac{AB}{BD}=\dfrac{\sin\left(12^\circ+\theta \right)}{\sin\left(84^\circ-\theta \right)}$ …①
また,$\dfrac{AP}{\sin 6^\circ}=\dfrac{CP}{\sin\left(\theta-6^\circ \right)}\Leftrightarrow CP=\dfrac{\sin\left(\theta-6^\circ \right)}{\sin 6^\circ}AP$ …②
$\dfrac{PD}{\sin 12^\circ}=\dfrac{CP}{\sin\left(12^\circ+\theta \right)}\Leftrightarrow CP=\dfrac{\sin\left(12^\circ+\theta \right)}{\sin 12^\circ}PD$ …③
②,③より
$\dfrac{\sin\left(\theta-6^\circ \right)}{\sin 6^\circ}AP=\dfrac{\sin\left(12^\circ+\theta \right)}{\sin 12^\circ}PD\Leftrightarrow\dfrac{AP}{PD}=\dfrac{\sin 6^\circ\sin\left(12^\circ+\theta \right)}{\sin 12^\circ\sin\left(\theta-6^\circ \right)}$ …④
①,④より,$\dfrac{\sin\left(12^\circ+\theta \right)}{\sin\left(84^\circ-\theta \right)}=\dfrac{\sin 6^\circ\sin\left(12^\circ+\theta \right)}{\sin 12^\circ\sin\left(\theta-6^\circ \right)}$
したがって,$\sin 12^\circ\sin\left(\theta-6^\circ \right)=\sin6^\circ\sin\left(84^\circ-\theta \right)$
ここに,
$\sin 12^\circ=2\sin 6^\circ\cos 6^\circ$
$\sin\left(\theta-6^\circ \right)=\sin\theta\cos 6^\circ-\cos\theta\sin 6^\circ$
$\sin\left(84^\circ-\theta \right)=\cos\left(6^\circ+\theta \right)=\cos 6^\circ\cos\theta-\sin 6^\circ\sin\theta$
より,
$2\sin 6^\circ\cos 6^\circ\left(\sin\theta\cos6^\circ-\cos\theta\sin 6^\circ \right)=\sin 6^\circ\left(\cos 6^\circ\cos\theta-\sin 6^\circ\sin\theta \right)$
$\Leftrightarrow\sin\theta\left(\sin 6^\circ+2\cos^2 6^\circ\right)=\cos\theta\left(2\sin 6^\circ\cos 6^\circ+\cos 6^\circ \right)$
よって,
$\tan\theta=\dfrac{\sin\theta}{\cos\theta}=\dfrac{2\sin 6^\circ\cos 6^\circ+\cos 6^\circ}{\sin 6^\circ+2\cos^2 6^\circ}$
ここで,次の補題を示す.
$\boldsymbol{補題.}$$\sin 54^\circ=\dfrac{1+\sqrt{5}}{2}$,$\cos 54^\circ=\dfrac{\sqrt{5-\sqrt{5}}}{2\sqrt{2}}$
$\boldsymbol{証明.}$$EF=EG$,$\angle FEG=108^\circ$なる$\triangle EFG$をつくる.このとき,
$\angle EFG=\dfrac{180^\circ-\angle FEG}{2}=36^\circ$
また,辺$FG$上に,$EH=FH$なる点$H$をとる.このとき,$\angle HEF=\angle HFE=36^\circ$より,$\angle EHG=\angle HEF+\angle HFE=72^\circ$
一方,$\angle HEG=\angle FEG-\angle HEF=72^\circ$
したがって,$\angle EHG=\angle HEG$だから,$GH=GE$
ここに,$FHE=180^\circ-\angle EHG=108^\circ=\angle FEG$,$HF:EF=HE:EG$より,二辺比夾角相等から,$\triangle HFE\sim\triangle EFG$
したがって,$HF:EF=FE:FG$
ここに,$HE=HF=1$,$EF=EG=GH=x$とおくと,
$1:x=x:\left(1+x\right)$
これを解くと,$x=\dfrac{1\pm\sqrt{5}}{2}$で,$x>0$より,$x=\dfrac{1+\sqrt{5}}{2}$
さて,辺$EF$の中点を$M$とすると,$HM\perp EF$,$\angle EHM=\dfrac{1}{2}\angle EHF=54^\circ$.
このとき,$EM=\dfrac{1}{2}EF=\dfrac{1}{2}x=\dfrac{1+\sqrt{5}}{4}$だから,
$\sin 54^\circ=\dfrac{EM}{EH}=\dfrac{1+\sqrt{5}}{4}$
また,$\cos 54^\circ=\sqrt{1-\sin^{2} 54^\circ}=\sqrt{1-\left(\dfrac{1+\sqrt{5}}{4}\right)^{2}}=\dfrac{\sqrt{5-\sqrt{5}}}{2\sqrt{2}} \square$
よって,補題より,
$\sin 6^\circ=\sin\left(60^\circ-54^\circ\right)=\sin 60^\circ\cos 54^\circ-\cos 60^\circ\sin 54^\circ=\dfrac{\sqrt{3}\sqrt{5-\sqrt{5}}}{4\sqrt{2}}-\dfrac{1+\sqrt{5}}{8}$
$\cos 6^\circ=\cos\left(60^\circ-54^\circ\right)=\sin 60^\circ\sin 54^\circ+\cos 60^\circ\cos 54^\circ=\dfrac{\sqrt{3}+\sqrt{15}}{8}+\dfrac{\sqrt{5-\sqrt{5}}}{4\sqrt{2}}$
したがって,
$2\sin 6^\circ\cos 6^\circ+\cos 6^\circ$
$=2\left(\dfrac{\sqrt{3}\sqrt{5-\sqrt{5}}}{4\sqrt{2}}-\dfrac{1+\sqrt{5}}{8}\right)\left(\dfrac{\sqrt{3}+\sqrt{15}}{8}+\dfrac{\sqrt{5-\sqrt{5}}}{4\sqrt{2}}\right)+\left(\dfrac{\sqrt{3}+\sqrt{15}}{8}+\dfrac{\sqrt{5-\sqrt{5}}}{4\sqrt{2}}\right)$
$=\dfrac{\sqrt{3}}{4}+\dfrac{\left(3+\sqrt{5}\right)\sqrt{5-\sqrt{5}}}{8\sqrt{2}}$
$\sin 6^\circ+2\cos^{2}6^\circ$
$=\left(\dfrac{\sqrt{3}\sqrt{5-\sqrt{5}}}{4\sqrt{2}}-\dfrac{1+\sqrt{5}}{8}\right)+2\left(\dfrac{\sqrt{3}\left(1+\sqrt{5}\right)}{8}+\dfrac{\sqrt{5-\sqrt{5}}}{4\sqrt{2}}\right)^{2}$
$=\dfrac{3}{4}+\dfrac{\sqrt{3}\left(3+\sqrt{5}\right)\sqrt{5-\sqrt{5}}}{8\sqrt{2}}$
より,
$\tan\theta=\dfrac{1}{\sqrt{3}}$
このとき,$\theta=30^\circ$だから,$\angle BAP=84^\circ-\theta=\boldsymbol{54^\circ}$


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${
\renewcommand\deg{{}^{\circ}}
\def\myang#1{\angle \mathrm{#1}}
\def\myarc#1#2{\stackrel{\style{transform:matrix(#1,0,0,1.5,0,2)}{\frown}}{\mathrm{#2}}}
}$ 解答は小数第3位を四捨五入して、小数第2位までを単位なしで入力してください。角度は弧度法ではなく度数法で表すものとします。
(例) $12\deg$ → $\color{blue}{12.00}$  $\frac{360}{7}^{\circ}$ → $\color{blue}{51.43}$
 入力を一意に定めるための処置です。
 近似値を求める際には、関数電卓やグーグルの電卓機能、Wolfram|Alpha https://www.wolframalpha.com などのご利用をお勧めします。

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${\def\cm{\thinspace \mathrm{cm}}}$ 解答は小数第3位を四捨五入して、小数第2位までを単位なしで入力してください。
(例) $12\cm$ → $\color{blue}{12.00}$  $10\sqrt{2}\cm$ → $\color{blue}{14.14}$  $\dfrac{1+\sqrt{5}}{2} \cm$ → $\color{blue}{1.62}$
 入力を一意に定めるための処置です。
 たとえば答えに無理数を含む場合、$\sqrt{2}=1.41$や$\pi=3.14$などでは必要な桁が足りない場合があるのでご注意ください。
 近似値を求める際には、関数電卓やグーグルの電卓機能、Wolfram|Alpha https://www.wolframalpha.com などのご利用をお勧めします。


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${
\def\cm{\thinspace \mathrm{cm}}
\def\mytri#1{\triangle \mathrm{#1}}
}$ 解答は小数第3位を四捨五入して、小数第2位までを単位なしで入力してください。
(例) $12\cm^2$ → $\color{blue}{12.00}$  $10\sqrt{2}\cm^2$ → $\color{blue}{14.14}$  $\dfrac{1+\sqrt{5}}{2} \cm^2$ → $\color{blue}{1.62}$
 入力を一意に定めるための処置です。
 たとえば答えに無理数を含む場合、$\sqrt{2}=1.41$や$\pi=3.14$などでは必要な桁が足りない場合があるのでご注意ください。
 近似値を求める際には、関数電卓やグーグルの電卓機能、Wolfram|Alpha https://www.wolframalpha.com などのご利用をお勧めします。

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$\hspace{11pt} $ $α-β$ , $β(logα-logβ)$ の大小を比較せよ.

(3) $e^π$ , $π^e$ の大小を比較せよ.

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(2) ① $α-β$ $\:$② $β(logα-logβ)$
(3) ① $e^π$ ② $π^e$
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${
\def\cm{\thinspace \mathrm{cm}}
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(例) $12\cm$ → $\color{blue}{12.00}$  $10\sqrt{2}\cm$ → $\color{blue}{14.14}$  $\dfrac{1+\sqrt{5}}{2} \cm$ → $\color{blue}{1.62}$
 入力を一意に定めるための処置です。
 たとえば答えに無理数を含む場合、$\sqrt{2}=1.41$や$\pi=3.14$などでは必要な桁が足りない場合があるのでご注意ください。
 近似値を求める際には、関数電卓やグーグルの電卓機能、Wolfram|Alpha https://www.wolframalpha.com などのご利用をお勧めします。

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