k>0 を整数の定数とする。以下の条件
AB=8,AC=k,∠ABC=60∘
を満たす三角形 ABC が存在するような整数 k の最小値は \text{ア} である。
また,条件を満たす三角形 ABC が一意的に存在するような整数 k の最小値は イ である。
ただし,互いに合同であるような 2 つの三角形は区別しない。
空欄 ア 〜 イ には,半角数字 0
- 9
のいずれかが当てはまります。ア 〜 イ に当てはまるものを改行区切りで入力してください。
f:R→R は微分可能で、任意の x,y∈R に対して
f(x+y)+f(x)f(y)=f(xy+1)
を満たすとする。以下の空欄を埋めよ。
⑴ f(0)=アイ または f(0)=ウ が成り立つ。また、f(0)=アイ のとき f(1)=エ で、このとき x∈R を固定するごとに極限
f′(x)=limh→0f(x+h)−f(x)h
を考えるとロピタルの定理の仮定をすべて満たしていることがわかる。よって同定理を用いて f が満たす微分方程式を導くことができる。
⑵ f が満たす微分方程式を解くことで、f をすべて決定できる。特に f(23) がとり得る値は オ 通りあり、それらの値の総和は カキク である。
ア〜クには、0から9までの数字または「-」(マイナス)が入る。
⑴の答えとして、文字列「アイウエ」をすべて半角で1行目に入力せよ。
⑵の答えとして、文字列「オカキク」をすべて半角で2行目に入力せよ。
n を自然数とする。置換 σ∈Sn に対して,σ の近道度 m(σ) を次のように定義する。
例えば σ=(142)(567)(3)∈S7 なら,σ は長さ 3,3,1 の巡回置換からなるから,σ の近道度 m(σ) は
m(σ)=13⋅3⋅1=19
である。自然数 n に対して,1,⋯,n の置換(これは n! 通りある)の近道度の平均を
fn=1n!∑σ∈Snm(σ)
とおく。
f1=1,f2=アイ,f4=ウエオカキク
であり,
∞∑n=0fn=X
である(級数が収束することは証明なしに認めてよい)。ただし f0=1 と約束する。
※ Sn は n 次対称群を表す(19:03追記)。
ア 〜 ク には 0 - 9
の数字が当てはまります。 X にはある実数が当てはまります。空欄のある分数はすべて既約です。
9.9
と解答してください。1+(21+1)(22+1)(24+1)(28+1)(216+1)(232+1)
は、2 で最大何回割り切れるか。
半角数字のみで答えよ。
たとえば 5555 回割り切れると答えるのであれば1行目に
5555
と入力せよ。
n を正の整数とするとき,以下の条件を満たす三角形の総数 Tn を求めなさい。ただし,互いに合同であるような 2 つの三角形は区別しない。
例えば,n=1 のときには,辺の長さが 1 の正三角形を作ることができる。これ以外に条件を満たすような三角形は存在しない。よって T1=1 である。
n が奇数のとき
Tn=アイウn3+エオn2+カキクn+ケコ
である。
空欄 ア 〜 コ には,半角数字 0
- 9
,記号 -
のいずれかが当てはまります。ア 〜 コ に当てはまるものを改行区切りで入力してください。分数は既約分数の形で答えてください。
数列 {an}, {bn}を相異なる2つの実数 α,β を用いて以下のように定義する。
an=1n∑k=0αn−kβk , bn=∞∑m=01amnm+2ただし、{bn} はn≥2で定義されるものとする。α,β が
{α+β=1|α||β|=1を満たすとき、
ak=bkとなる最小の自然数 k は k=アイであり、このとき bk=ウエオである。
ア〜オには0から9までの数字のいずれかが入る。
数字列「アイウエオ」をすべて半角で入力し解答せよ。
ただし、分数は既約分数の形にすること。
△ABCにおいて、垂心をH、外心をOとするとAB//HOであった。このとき、∠Cの角度としてあり得る値の範囲を求めてください。
ただし、OとHが一致する場合は除きます。
∠Cの範囲は度数法で表すと、(0°<)α°<C<β°(<180°)となります。
α+βを半角数字で解答してください。
ある大きさの球から、ある直径の円柱をくりぬいた。円柱の軸は球の中心を通る。(ビーズのような形を想像してください)
この立体の体積が36πのとき、以下のうちいずれかの値が一意に定まる。
一意に定まるものの番号と、その値を求めよ。
一意に定まるものの番号を半角数字で1行目に、その値を2行目に入れてください。2行目は整数または既約分数で答えてください。
1
4