2025年4月1日に東京都知事である小池百合子がやさしい日本語を東京都民全員が使うべきだとの意向を示しました。
しかしながら、外国人に合わせた言葉というのは日本人には話しにくい言葉となります。
そこで問題です。
これから以下のリンクにある東京都が定めたやさしい日本語に慕い、日本語と英語圏の人が難しいとされる五十音をタブーワードとし、日本人同士の会話で意味が伝導できなくなる、伝わりづらくなる例をなるべく多く解で挙げ会話をつないでください。
会話ができない例が出た時点で正答とします
使って良い言葉は以下の通りです
・やさしい日本語
・英語圏の人が難しくない五十音
タブーワードは以下の通りです
・日本以外の外国語
・古語
・三字以上の熟語
・方言
・省略語
・擬音語、擬態語
・です、ます以外の敬語
・動詞や単語の間に母音が入る言葉
(はいる、そうじ、とおる、こおり…など)
・五十音の「ん」の後に
「か行」、「た行」、「だ行」、「な行」、
「ぱ行」、「ば行」、「ま行」、「ら行」
が続く言葉
(かんたん、かんぱい、こんぶ、こんにゃく…など)
・促音を抜かない言葉
(せっけん、はっけん、とっけんなど)
参考ページ:
やさしい日本語の例
https://tokyodouga.metro.tokyo.lg.jp/hjnzzmmhmjk.html
https://tokyodouga.metro.tokyo.lg.jp/st-1m5d2jr4.html
https://tokyodouga.metro.tokyo.lg.jp/3myjp-ggyvm.html
外国人が間違えやすい五十音
https://note.com/0306hiroshimi/n/ncbde7474112d
https://www.sanko-nihongo.com/column/pronunciation/
小池百合子が掲げた案
https://portal-worlds.com/news/asean/36261
$p$ は $gcd(p, 10) = 1$ を満たす $p > 1$ の素数とする。
$\frac{1}{p}$ の小数表示における循環節を $C_1C_2...C_L$ とし、その長さを $L$ とする (すなわち $L = ord_p(10)$ である)。
循環節を構成する数字の並びから、以下の2つの整数を定義する。
1. $N_0 = C_1C_2...C_L$ (これを10進法の整数として評価した値)
2. $N_1 = C_2C_3...C_LC_1$ (同様に10進法の整数として評価した値)
また、$C_1 = \lfloor \frac{10}{p} \rfloor$ (すなわち $\frac{1}{p}$ の小数第1位の数字) とする。
以下の2つの条件 (A) と (B) を同時に満たすような、全ての組 $(p, q)$ を求めよ。
(A) $N_1 = qN_0$ が成り立つ。ここで $q$ は $q \ge 2$ を満たす整数である。
(B) $L = q - C_1$ が成り立つ。
ある程度解答の方針を示した上で、
解を答えて下さい
$p $を 3 以上の素数とする。$X = (p-1)! $とおく。
次の和 S を考える。
(1) $S = X^X + X^{pX}$
$S $を $p^2 $で割った余りを求めよ。
(2)$p$ を $3$ 以上の素数とし、$X=(p-1)!$ とおく。
$k=1, 2, \dots, p-1$ に対して、$A_k = k^{(X^p)}$ および $B_k = (X^k)^{(p-1)}$ と定義する。
次の和 $S$ を考える。
$$S = \sum\nolimits_{k=1}^{p-1} (A_k + B_k)$$
$S$ を $p^2$ で割った余りを求めよ。
x,y,z を正の整数とするとき、方程式
$$ \frac{x^2+y^2+z^2}{xyz+1}=k $$
は正の整数 k の値をとるとする。
(1)この条件を満たす$(x,y,z)$のうち、少なくとも1つが$1$であるとき、$k=1+m^2$(mは自然数)とかけることを示せ。
(2) k=5 とする。方程式 $\frac{x^2+y^2+z^2}{xyz+1}=5$ を満たす正の整数解 (x,y,z) で、$x \le y \le z$ を満たすものを考える。これらの解の中で、比の値 $\frac{z}{y}$ が $9.8$ より大きくなるような解のうち、$z$ の値が最小となるものを求めよ。
(1)は簡潔な証明と、
(2)はある程度解答の方針を示した上で
解を答えて下さい。
$(i,j) (0\leq i,j\leq 2)$ の $9$ 個の格子点がある.いま,この中から $n$ 点をうちどの $3$ 点も直角三角形を成さないように選ぶことができる最大の正の整数 $n$ を $N$ とし,$n=N$ のときの条件を満たす選び方を $M$ 通りとするとき,$M^N$ を解答せよ.
$\angle B=90^{\circ}$ なる直角三角形 $ABC$ について,線分 $AC$ の中点を $M$ とし,内部に $PM\parallel BC$ なるように点 $P$ を取り,三角形 $BPM$ の外接円と三角形 $ABC$ の外接円が再び交わる点を $X$ とする.$AP=5, PM=8, MA=10$ が成り立っているとき,線分 $PX$ の長さは互いに素な正の整数 $a,b$ を用いて $\dfrac{a}{b}$ と表せるので,$a+b$ を解答せよ.
正の整数について定義され,$1$ 以上 $100$ 以下の整数値を取る関数 $f$ であり,任意の正の整数 $x,y$ について
$$f(x)+f(y)=f(x^2y)+f(4x)$$
を満たすものすべてについて,$(f(1), f(2),…, f(100))$ としてありうる組が $N$ 個存在するとき,$N$ が $2$ で割り切れる回数を求めよ.
$2$ 番目に小さい正の約数と $3$ 番目に小さい正の約数の和が $12$ であるような,正の約数が $3$ つ以上ある正の整数のうち,$100$ 以下のものの総和を求めよ.
対角線同士が $E$ で交わっている凸四角形 $ABCD$ について,
$$BA=9, AD=6, DC=7, \angle AED = \angle ADC = \angle DCB$$
が成り立っているとき,線分 $BC$ の長さは整数 $a,b$ を用いて $a+\sqrt b$ と表せるので,$a+b$ を解答せよ.